- 担当スタッフより
今回は、北九州市若松区畠田への出張査定のご報告です!
家電リサイクルが加速する中、
製造からおよそ10年が経過したモデルではありますが、
依然として32型というサイズは単身世帯やセカンドテレビとしての需要が根強く、
買取対象としてチェックすることも多い製品です。今回拝見した製品は、状態としては中古品Aランクに該当するもので、
外観・内部ともに良好な管理状態が保たれていました。以下詳しい査定内容をご紹介します。
SHARP(シャープ)32型液晶テレビ LC-32H20 2015年製
まず液晶画面ですが、よくある焼き付きや細かな傷などの劣化箇所は一切確認されず、
表面に汚れの付着も見られませんでした。
長期間使用されたテレビによく見られる白っぽいスレや細かい線傷などもなく、
丁寧に扱われていた様子がうかがえます。背面の状態についても特筆すべき点があります。
放熱部や端子周辺には、埃が溜まりやすい箇所が多いのですが、
こちらの個体ではほこりの蓄積もほとんどなく、
通気スリットから内部へ侵入している様子もありませんでした。
これは設置環境が良好だった証拠であり、
テレビ本体への負担が少なく、
内部基板や電源ユニットの状態も良い可能性が高いと判断できます。また、付属品についても評価ポイントの一つです。
リモコンは純正品がしっかりと揃っており、
ボタンの反応にも異常はなく、文字の薄れや擦り切れ、
脱落といった使用感による劣化は見られませんでした。
年式相応に多少の汚れや使用感はあるものの、
清掃によってかなり綺麗になるレベルで、機能面ではまったく問題ありません。総じて、年式を考慮すれば非常に良好なコンディションを保っており、
査定士としても「よくここまで綺麗に使われていたな」と感心するほどでした。
ただし、2015年製ということで製造からすでに10年が経過しており、
国内製品であっても市場価値としては大きく評価をつけづらい時期に入っています。
加えて、映像技術も年々進化している中で、
買い替えの対象としては価格面で非常にシビアな判断が求められます。しかしながら、32型というサイズ感は依然としてニーズが高く、
特に一人暮らしを始める方や、
サブテレビを探している層にとっては十分な魅力があります。
そのため、高価再販は難しいものの、
適切なルートを選べば次の使用者に渡る可能性が高い商品です。
こうした背景から、当店では無料引取という形でのご案内となりました。当社ではこのように、たとえ年式が古くとも状態が良好な家電製品であれば、
再販の可能性を見極めたうえで丁寧に査定を行っています。
液晶テレビは特に保管状況や使用環境によって評価が大きく分かれますので、
ご自宅に不要なテレビがありましたら、お気軽にご相談ください。
状態次第では無料引取に加え、実際の買取が可能なケースもございます。
今後も誠実な査定と、次のユーザーへ繋げる橋渡しを行ってまいります。
- お客様の声
電話での事前相談からとても親切で、査定の流れや必要な準備も丁寧に教えてくれました。
現地査定も明るくハキハキとしたスタッフが来てくれて安心感がありました。
値段だけでなく、対応の細やかさが印象に残りました。
また次回もぜひお願いしたいと思います。