不要になったガスコンロは買取できる!?高く売れるガスコンロ・売れないガスコンロの基準を解説

 

ガスコンロ 高く売る

引っ越しや生活環境の変化によって、不要になったガスコンロがあるという方。実はそのガスコンロは高く売れる可能性があります!!

この記事では、リサイクルショップの査定士が、ガスコンロの種類について解説し、どんなガスコンロが買取できて、どうしたら高価買取につながるのかをご説明したいと思いますのでぜひこの機会にご一読ください。

ガスコンロの種類

ガスコンロの種類

一言でガスコンロといっても様々な種類があり、自分の売りたいものは果たして売れるのかと疑問に思ったりしませんか?ここではどんなガスコンロがあって、実際に売ることができるのかを見ていきたいと思います。これからガスコンロを購入する方にも参考になれば幸いです。

使用するガスの種類による分類

都市ガス(天然ガス)コンロ

都市ガスはメタンを主成分とし、都市部で主に供給されています。低圧で供給されるため、専用のガスコンロが必要です。プロパンガスに比べ安価ですが、居住地に都市ガスが供給されている必要があるため、転居の際に確認すると良いでしょう。

プロパンガス(LPガス)コンロ

プロパンガスはプロパンを主成分とし、ボンベやタンクを使って供給されることが多いです。都市ガスよりも高カロリーで、都市ガスが供給されていない地域でよく使われます。

 

最近は賃貸を借りたり新居を立てる際も、IHクッキングヒーターが設置されることも増えていました。IHにも多くの利点がありますが、ガスコンロには電気を使用しないため停電時でも調理が可能なこと、ガスを使用した方が電気を使用するよりもコストが安くなる場合が多いこと、高温調理・火力調整ができることなど特筆すべき利点が多数あります。自身の居住環境によってIHやガスの種類を選びましょう。

買取については、都市ガス・プロパンガスともに問題なく買取に出すことができます。

設置形態による分類

据え置きタイプ

キッチンのカウンター上やテーブル上に置いて使用します。設置や移動が容易です。

埋め込みタイプ(ビルトインガスコンロ)

キッチンのカウンターに埋め込んで使用するタイプで、スペースを有効活用でき、見た目もスッキリします。

 

ビルトイン型は特定のキッチンのデザインやサイズに合わせて設計されているため、キッチンにピッタリと合ってスッキリと設置できますが、取り外しや設置に専門的な知識や技術が必要な場合が多く再販時に適合する需要を見つけにくいことがあります。このため、業者によってはビルトインタイプのコンロの買取をお断りしている場合もあります。事前に確認すると良いでしょう。

反対に据え置きタイプのコンロは汎用性が高く、状態が良ければ断られることは少ないと思われます。

機能による分類

卓上ガスコンロ

卓上に置いて使用するタイプで、移動が容易なためアウトドアや簡易キッチンでも使用されます。

フリースタンディングガスコンロ

オーブンが一体型になっているものや、独立して設置するタイプのガスコンロです。キッチンのレイアウトに応じて設置場所を選べます。

高機能ガスコンロ

魚を焼いたりグラタンを作るのに便利なグリル機能がついていたり、炎の強さを細かく調節できるもの、タイマー付き、温度センサー付き、自動消火機能など、さまざまな高機能を備えたガスコンロもあります。

1口ガスコンロ・複数口ガスコンロ

1口のものは単身アパートなどあまり調理をしない環境や、スペースをとれない環境で需要があります。2口以上のバーナーを持ち、同時に複数の料理を調理できるタイプは広いアパートや一軒家でよく用いられていますね。家庭用では2口や3口が一般的ですが、業務用ではそれ以上の口数を持つものもあります。

 

買取相場は需給の関係で決まることが多いため、人気のもの・よく利用されているものが高価買取の可能性が高くなります。したがって複数口ガスコンロ・高機能コンロのように一般的によく使われるものは買いたい個人・業者も多く、高価買取のチャンスが多いでしょう。別の考え方として、たまにしか使わない機能を使ったまま放置したりしていると、使用頻度が低くても劣化していて、買取できないなんてこともあるかもしれません。

フリースタンディングガスコンロのようなあまりメジャーに使われていないようなものでも、あまり供給がないようなものは高価買取のチャンスがあります。この場合、買取業者・買取方法などしっかりと選ぶことが大切です。

リサイクルショップ 出張買取MAXではビルトインコンロから魚焼きロースターまでガスコンロを幅広く取り扱っています。

ガスコンロメーカーによるガスコンロの違い

コンロの違い

ガスコンロにはいくつかのメジャーメーカーがありそれぞれが独自の技術やデザイン、機能で競っています。ガスコンロは直火を使う製品であることから、価格だけでなく安全性も選ぶ際の大きなポイントとなります。以下に、特に知られている5つのメーカーとそれぞれの特徴を紹介します。

リンナイ

日本の大手ガス機器メーカーであり、ガスコンロをはじめ、給湯器や暖房機器なども手掛けています。高い品質と信頼性で知られ、幅広いラインナップを持ちます。リンナイのガスコンロは、使いやすさと安全性に注力しており、高い炎効率と節約機能が特徴です。

ノーリツ

ガス給湯器で有名なノーリツですが、ガスコンロにおいても高品質な製品を提供しています。特に、デザイン性が高く、キッチン空間に馴染むスタイリッシュな製品が多いのが特徴。また、使い勝手を考慮した機能性や、安全機能にも優れています。

パロマ

家庭用から業務用まで幅広いガス機器を提供しているパロマは、独自の安全技術に力を入れているメーカーです。料理のプロフェッショナルからも支持されるほどの高性能なガスコンロを展開しており、特に、細かい火力調整が可能なモデルがあります。

パーパス

ガス給湯器や暖房機器で知られるパーパスですが、ガスコンロにおいても高い技術力を持ちます。エネルギー効率の良い製品を多く展開し、環境への配慮と経済性を兼ね備えた製品が特徴です。

東邦ガス

地域密着型のガス会社である東邦ガスは、独自ブランドのガスコンロも提供しています。地域のニーズに合わせた製品開発を行っており、使いやすさや安全性を重視した製品が多いです。また、独自のサービスやアフターケアも強みの一つです。

これらのメーカーは、それぞれが独自の技術やデザインコンセプトを持ち、消費者のニーズに応える多様なガスコンロを市場に提供しています。購入を検討する際は、各メーカーの特徴を比較し、自分のキッチンスタイルや調理ニーズに最適なガスコンロを選ぶと良いでしょう。

 

買取の観点からすると、やはりリンナイやパロマのような大手メーカーのものが需要もあり、安全性評価も高いことから人気があるといえます。先ほども書きましたが、ガスコンロは直火を扱う製品なので、安全性に重きを置いた製品選びをすると良いでしょう。

ガスコンロはリサイクルショップで売却できる?高く売れるガスコンロの基準を解説

ガスコンロの種類やメーカーごとの特徴などお話してきましたが、実際ガスコンロを売りたいと考えたとき、本当に売れるのか・いくらくらいで売れるのか知りたいですよね?

あくまで一例ですが、リサイクルショップ 出張買取MAXでは、事前にお問い合わせをいただいた時点で買取できるかどうか、おおよその買取額などお知らせしています。

リサイクルショップでガスコンロを売りたいと思ったら、問い合わせしてみるのが一番簡単で確実かもしれません。しかし、問い合わせだけだと状態まで伝わらないこともあるので、ガスコンロの買取の際に注意すべきことを紹介しておきます。

ブランドとモデル

先ほど解説したように、ガスコンロも需給によって価値が決まります。そのため利用機会が高い、または人気が高いブランドやモデルは、それに応じて査定額高くなります。自身の売りたいガスコンロがどれくらいの価格で売れるのかを確認してみると良いでしょう。

出張買取MAXでは、ガスコンロの参考買取価格・買取実績を紹介しています。

ガスコンロの寿命

皆さんはガスコンロの寿命をご存じでしょうか?ガスコンロの寿命は、使用頻度、メンテナンスの状況、製品の品質によって大きく異なりますが、一般的には約10年から15年程度とされています。

リサイクルショップで売却することを考えた際、高価買取の目安になるのは製造から3年、買取の対象となるのは5年ほどが目安になります。これはあくまでも目安で、状態や販路によっても異なりますが、事前に自身の売りたいガスコンロの製造年を確認しておくとよいでしょう。

使用状況

ガスコンロの使用年数が短いほど、査定額が高くなる傾向にあります。新品かそれに近い状態のものは、やはり高額査定の対象になります。また、使用していたとしても、メンテナンスが行き届いており、使用による損耗が少なく、良好な状態を保っているガスコンロは高く評価されます。

清潔感

ガスコンロがきれいに掃除されており、油汚れや食材の残りがない状態は、良好な印象を与え、査定額にプラスになります。リサイクルされたガスコンロはメンテナンス・清掃された後に販売されるため、その分のコストがかかります。清掃にかかる時間が短いと判断できるようなきれいなガスコンロならその分高価買取できる可能性が高くなります。

一方、食材の残りや酸化した油により腐食・錆などが進行してしまったガスコンロは買取できない可能性もあり、処分にお金がかかる場合もあります。

機能性と完全性

点火や火力調節など、ガスコンロの全ての機能が正常に作動するかチェックされます。全ての部品が揃っているか、特に重要な機能に関わる部品が欠けていないかが査定に影響します。基本的には壊れているガスコンロは買取できません。

この場合、引き取ってもらえるか相談する、廃品回収または粗大ゴミとして処分するといった対応になるかと思われます。もし壊れていると思っていても電池切れや発火プラグの汚れといった可能性もあるので、一度確認してみましょう。

ガスコンロは処分する前に買取を検討しましょう

買取依頼

今回はガスコンロの種類やリサイクルショップでガスコンロを売る際の基準について解説しました。リサイクルショップで買取できるものは動作品に限る場合がほとんどで、比較的新しいものは高価買取のチャンスがあります。

売れない場合も引き取りしてくれることもあるので、まずは問い合わせして買い取れるかどうか確認してみるのがおすすめです。もしも買取価格が希望に合わないなどあれば、フリマアプリで売る方法もあります。こちらは手間も送料もかかりますが、個人間の取引になるので、需要さえあれば高く売れる場合もあります。

年式や状態にもよるので使わなくなったガスコンロが確実に買取できるとは断言できませんが、ゴミとして処分する前に環境にやさしく、懐にも優しいリユース・リサイクルをまず検討してみてはいかがでしょうか?

ガスコンロ 買取