古い洗濯機は買取できる?売るための方法と基準について解説
皆さんの今使っている洗濯機は購入してから何年経ちますか?5年~7年くらい経過していると古いから買取をしてもらえないと思う方も多いのではないでしょうか?今回は、古い洗濯機が買取できるのか?という点と買取してもらうためのポイントと注意点について解説していきます。
古いのは何年前から?製基準式の基準について
まず古い洗濯機が買取できるか?という点についてですが、答えはYESです。
古くてもちゃんと洗濯機として利用できれば問題ありません。
この章ではまず、古い洗濯機の基準について解説をしていきます。
製造から5年を経過した洗濯機は古いと言われる
洗濯機は製造から5年を経過すると古いと位置づけられます。
なぜかというと、洗濯機には製造から通常使用を想定した使用期間というものがあります。
このように洗濯機本体に記載があり、期間は7年とされています。
そのため、この残りの期間が少ないほど家電としての寿命が短いということになり、製造から5年を経過すると古いと判断されます。
洗濯機メーカーの保証期間
洗濯機を購入する時によく保証期間〇年と売り出されていると思います。
保証期間中であれば補償内容の修理であれば対応してもらえるサービスで人気があります。
ただ、中古業界ではこの保証期間の位置づけが家電量販店と異なります。
基本的には前述した標準使用期間が目安となります。
なぜかというと、この標準使用期間の過ぎた洗濯機の部品はメーカーで製造をやめているためです。
なので、購入時に10年保証を付けてもらっていても、買取の時には反映されてないことが多いので注意が必要です。
古くても買取できる洗濯機の特徴
この章では古くても買取してもらえる洗濯機に特徴について解説していきます。
製造年式が古くても、今回の条件に当てはまれば買取できる可能性が高いので要チェックです。
大手の国内メーカー
まずは国内の大手メーカーという条件です。国内のメーカーだとブランド力もあるので販売がしやすく、中古市場では需要があります。
また、海外のメーカーと比べて作りがしっかりしており、使用できる期間も長いです。
国内大手メーカーに分類されるもの下記にまとめたのでチェックしておきましょう。
洗濯機の国内大手メーカー |
Panasonic(パナソニック) |
TOSHIBA(東芝) |
SHARP(シャープ) |
HITACHI(日立) |
洗濯容量の大きな洗濯機
洗濯容量の大きなものは新品の価格が高いため、中古だとお得感ができます。
そのため、通常の単身用の洗濯機よりも古いものが買取されやすいです。
特に8kg~の洗濯機は人気があるので製造から5年以上経過していても買取できる可能性があります。
機能が充実している洗濯機
自動乾燥機能や洗剤の自動投入機能などがついていると古くても買取できる可能性が高いです。特にドラム洗濯機などは機能が充実しているため、製造から7年経過していても買取実績があります。
失敗しないための買取業者の選び方
古い洗濯機を買取してもらうためには業者選びが非常に重要です。
中には買取できると言われていたのに、当日になって費用を請求されるというケースもあるので注意しましょう。
買取実績がある業者を選ぶ
まずはその買取業者のホームページに買取実績があるのかをチェックしましょう。一般的に買取相場を商品ごとに掲載する業者は多いです。
ただ、買取相場はあくまで相場なので、実際にどのような買取実績があるのかをチェックした方が信頼性はあります。
このようなかたちでどこの地域でいくらで買取したのかという実績をしっかりと確認しておきましょう。
この時に、記事が掲載された日時の確認を忘れないようにしましょう。
商品は自分の持っているものと同じものがあればそれを、ない場合は選択容量や機能、製造年式が近いものを参考にしましょう。
独自の販路がある業者を選ぶ
海外などに独自の販売ルートがあると古い洗濯機でも買取される確率が上がります。国産の洗濯機は品質が良いため、国内で流通が難しくても海外だと人気があります。
どうしても販路が国内の店舗やECサイトのみだと限界があるので、こういった販路をもった業者に買取を依頼するとお得な案内が増えます。
出張買取MAXは古い洗濯機はどう売るの?
出張買取MAXでは海外や法人のお客様への販路があるため、通常よりも古い洗濯機の買取が可能です。
また、一定基準を満たしていれば10年以内の洗濯機でも引き取りが可能です。
もし製造から10年近く経過した洗濯機があったら、無料見積にてこうしたお伝えが可能なので一度確認してみてください。
大手リサイクルショップの買取基準
この章では大手リサイクルショップ買取基準をそれぞれ確認していきます。
セカンドストリートの場合
セカンドストリートでは製造から10年以内のものが対象となっているみたいです。金額については下記5つのポイントから判断されます。
- 状態
- 年式
- 容量
- メーカー
- シリーズ
製造から11年以上経過したもの、動作不良や故障しているものなどは買取ができないので注意しましょう。
買取方法は「店頭買取」と「出張買取」の2パターンで対応可能です。
トレジャーファクトリーの場合
トレジャーファクトリーでは製造から10年以内のものが買取対象とのことです。
ドラム洗濯機は製造から7年以内と条件が変わるので注意しましょう。
買取方法は「店頭買取」と「出張買取」の2パターンあります。
出張買取の場合は製造から15年以内の家具、製造から10年以内の家電を合わせて3点から申し込み可能となっています。
ハードオフの場合
ハードオフでは製造から7年以内のものが買取対象とのことです。
店舗の在庫状況などによっても買取できるかが変わるため事前の確認をするのがベストです。
買取方法については「店頭買取」と「出張買取」の2パターンあります。
出張買取については訪問先の駐車スペースの状況や、店舗ごとに対応できるかが変わるのでこちらも事前のチェックをした方がいいですね。
買いとってもらうためのポイント
ここからは古い洗濯機でも買取金額をアップさせるためにできる方法を紹介していきます。
洗濯物が多くなる時期に売る
商品を高く売るには、その商品の需要が最も高い時期に売るのがオススメです。
季節家電として位置づけられるエアコンを例にするとわかりやすく、夏の暑い時期になると買取価格が大幅にアップします。
洗濯機にも、時期によって需要が異なっており最も買取が高くなる時期というものがあります。
単身用の洗濯機であれば3~4月が最もおすすめです。これは学生や新社会人の新生活が増えるので、単身用の洗濯機が売れやすくなるためです。
新生活を始めるうえで予算を低くしたいという人もいるので、中古の単身用洗濯機はとても重宝されます。
ファミリータイプの洗濯機であれば7~8月がオススメです。
これは家族の多い家庭だと、洗濯物が増える時期に需要がピークを迎えるためです。
一般的には夏の暑い時期になると汗をかきやすくなるため洗濯物が増えます。
そのため、容量の大きい洗濯機は7~8月に売れやすくなります。
付属品を揃えておく
洗濯機に限らず、どんな家電製品にも共通して言える方法ですね。
とりわけ洗濯機は付属品が多いので、どのような物があるのか下記にまとめたので事前にチェックしておきましょう。
- くず取りネット
- 給水ホース
- 排水ホース
- 固定用ボルト(ドラム洗濯機のみ)
付属品がない場合はその分、減額となってしまうので注意しましょう。
特に製造からある程度年数が経過していると、部品の製造が終わってしまっているものもあるので事前に必ずチェックしておきましょう。
事前に洗濯機を綺麗にしておく
見た目が綺麗であるほど高く売ることができるのでその分買取金額に反映することができます。また、見た目が綺麗だと丁寧に利用していたという印象をつけられるので、機械の劣化が大きくないと判断されます。
合わせて、メンテナンスに必要な経費も下がるのでそれも買取金額に上乗せしてもらえます。
清掃については下記のような方法で行えばOKです。いいことづくしなのでお試しください。
- 外観はウェットシートなどで拭き上げる
- 蓋を開けて隅の部分を歯ブラシなどを使って汚れを取り除く
- くず取りネットのゴミは除去しておく
- 潜在を入れるケースは水洗いして固まった洗剤を落とす
- 洗濯槽は漂白洗剤を使って洗浄して臭いを取り除いておく
買取できなかった時はどうすればいいの?
この章では買取できなかった洗濯機の処理方法について解説していきます。
ジモティーを活用して他の人に洗濯機を譲る
まず最もおすすめな方法がジモティーを使って他の人に譲る方法です。
ジモティーでは、洗濯機として使用できればOKというユーザーがいるため、買取できなかった商品での取引できる可能性があります。
一例ですが、このように10年前のモデルも出品されています。
洗濯機は普通に捨てるとお金がかかるので、無料でも取引できればとてもお得ですね。
注意点として個人間の取引になるので、洗濯機の状態は細かく記載して後からトラブルにならないようにしましょう。
また、いつ取引できるか確定ではないのでスケジュールにはある程度余裕をもっておくといいですね。
自治体に連絡して指定引取所に持ち込む
こちらは家電リサイクル法にのっとって洗濯機を処理する方法です。
事前に「リサイクル券」が必要になり、お近くの郵便局で購入できます。
この方法だと、洗濯機を確実に処理できて、スケジュールもこちらで調整できるので急な引っ越しなどでおすすめです。
注意点として、お住まいの地域によって持ち込みする場所が異なるので、事前に確認しておく必要があります。
まずは見積もりを確認してから判断する
今回は古い洗濯機でも買取ができるのか?というテーマでお話ししてきました。
実際の基準をもとに調べてみても自分では判断ができないという人も中にはいると思います。
そんな時は、無料見積を実施している業者で相談するのも一つの手段です。
その結果をもとに買取するか、処理するかを決められるととてもスムーズに古い洗濯機の取引が可能です。